この項ではAudioEditorでMP3を分割する方法と、
SuperTagEditorで曲名やタグ情報を編集する方法を記述していきます。
まずはAudioEditorでの分割について。


まずは@で初期設定だとカットになっている編集方法を分割にしましょう
そして、Aの開くから分割したいファイルを指定します。
ここでは仮に、分割前のファイル名を“A01”
分割後のファイル名を“無音01”と、“01”とします。
図の例で用いたのは元々の演奏時間が1分12秒のファイルであります。


無音時間が終わる頃に@の一時停止ボタンを押してから、
Aの編集点リストにカーソルを合わせて、ファイル名と分割したい点を入力しましょう
分割したい点はBのボタンを押すと、その時点での演奏時間が編集点リストに入力されます
上の図では無音時間は4秒程あって、無音時間が終わる頃に一時停止している形になります。
また、図では既に入力が済んでいますが、録音した曲自体が終わる時間も同じくBのボタンから入力します
この場合、テキストファイル、“無音01(4秒)”というMP3ファイル、
“01(1分12秒-4秒=1分8秒のデータ)”というMP3ファイルが作成されます。
この内、無音のMP3、テキストとして保存された分割した詳細なデータが要らないようなら、
必要なファイルは01だけとなります。また、分割前のMP3も不必要なら削除しても大丈夫です。


次は、簡易的に付けたファイル名をきちんとした物にして、
MP3にタグを付けるSuperTagEditorでの作業を記述します。

まずはSuperTagEditorを起動して、@のリストから“フォルダを開く”を選択、
作業したいファイルが収められたフォルダを指定します。
すると図のようにファイルが表示されるので、ファイル名、トラック名、
アーティスト名、アルバム名を適宜入力していきましょう。
ファイル名=トラック名になる場合はAのAudio Listにカーソルを合わせて、
右クリックのデフォルト変換メニューにある“ファイル名→トラック名”が便利です。
アーティスト名やアルバム名、年号やジャンルは、
一度入力したらコピー&ペーストが出来るので非常に使いやすいですよ。
また、トラック番号では右クリックのメニューにある“下へ連番”を使うのがよろしいかと。
さらに、少し細かい事ですが、タグの種類は
ID3v1だと字数制限があったりするのでID3v2の方がオススメであります。
最初の設定では、CDexでの設定を変えていない限り、
おそらくID3v1になっているので、ファイルを選択して
右クリックから“ID3v2形式に変換”を実行しましょう。


編集が終わったら、SuperTagEditorを終了するか、
@のメニューでの“リストをクリア”を押しましょう。
すると、Aのように変更を保存して良いか確認するメッセージが出てきますので、
“はい”をクリックしましたならば、それで一通りが終了です。お疲れ様であります。

最後に、薄々と気付いていらっしゃる方もいようかとは思いますが、
今回の一連の記述は、Screaming Ferretsの名著、
「レコードからCD-Rに落とす方法」を大いに参考にさせていただきました。

Take it back, it's too late to say those words.